2022/11/06 20:53
稲の生命力を引き出すために、疎植(そしょく)という植え方で田植えをしています。苗の間隔を300㎜開けて植える方法です。
従来の植え方より間隔を広くとることで、根がしっかりと張って茎が太く倒伏しにくい丈夫な稲になり、九州の猛烈な台風を乗り切れるよう力強く育ちます。
また、間隔が広いので日当たりと風通しが良く、病害虫の影響を受けにくくなります。
田植え直後の苗は弱々しく感じますが、やがて片手では掴めないくらい太い株に育ち、稲の生命力には毎年驚かされます。

2022/11/06 20:53